スキャナー ScanSnap|だすまんちゃんに聞いた!すぐに役立つデジタル勉強TIPS 第三回 デジタル勉強にアナログを効果的に取り入れる : RICOH

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だすまんちゃんに聞いた!すぐに役立つデジタル勉強TIPS 第三回 デジタル勉強にアナログを効果的に取り入れる
だすまんちゃんに聞いた!すぐに役立つデジタル勉強TIPS 第三回 デジタル勉強にアナログを効果的に取り入れる

ScanSnapを活用した高効率の「デジタル勉強」を実践し、見事に医師国家試験合格を果たした「研修医だすまんちゃん」さんが、学業や資格試験のために勉強効率を上げたいすべての方に向けて、デジタル勉強のコツや最新のトピックを紹介していきます。

ScanSnapアンバサダーの「研修医だすまんちゃん」さん(Twitterユーザー名。以下「だすまんさん」と表記)は、ScanSnapでスキャンした教科書をiPadで読み、書き込みも行うことで効率が大幅にアップする、画期的な「デジタル勉強」の提唱者です。

現在は「とくみず めい」さんとしてご活躍されています。

勉強効率2倍UP!? ScanSnapアンバサダー「だすまんさん」が実践するデジタルをフル活用した超・高効率の画期的勉強法とは

現在は研修医として病院で働きながら医学の勉強を続けているだすまんさんは、環境や目的に応じてデジタル勉強にアナログ的なメソッドを取り入れることもあるとか。そこで連載の第3回は、デジタルとアナログの融合で勉強の効果をさらにアップさせる方法を教えてもらいましょう。

デジタル勉強のデータがあればアナログ素材を簡単に作れる

デジタルとアナログにはそれぞれよいところがあります。だすまんさんは勉強における両者の利点をどのように見ているのでしょうか。

「デジタルの利点は『大容量をめっちゃ気軽に持ち運べる』ということ。だから私は基本的に全部をデジタルにして勉強しているんですね。一方、アナログ的な方法は、大容量の中から必要なものを抽出するときに使います。その抽出作業の過程で記憶が強化されるなど、アナログはアナログでよいところがありますから、デジタルと組み合わせて勉強するとよいと思います」

デジタルデータが充実しているからこそ、プリントするなどして必要なものを抽出することが可能です。

その代表格が、デジタル勉強の素材をプリントアウトして壁に貼るというアイデア。まさにデジタルとアナログのコラボレーションといえます。

「勉強していて『ここが大事!』という部分だけを、すぐに印刷できるのがデジタル勉強の強みですよね。私の場合は脳神経をまとめたページなど、ぱっと覚えらない複雑な図表をプリントして壁やトイレとかに貼り、目に入るたびに覚えるようにしていました。原始的な方法ではありますが、一定の効果はありますね」

壁への貼り出しは「原始的だけど効果あり」。たびたび目に入る場所に貼るのがポイントです。

「こういう図を自分で書き写す作業自体が勉強になるという人もいますが、私は頭の中で終わらせたいタイプ。それに、めっちゃ複雑な図になると小さい文字まで全部書くのはしんどいし、覚えることが多すぎて紙に書く時間がもったいないですから。もちろん小さめの図なら書いて覚えることもありますが、基本的にはデジタルの素材をプリントしますね」

「もしかすると病理組織図も貼ると覚えられるかも。私はしたことがありませんが、書いて再現できないほどいろいろなことが書かれていますから、貼れば勉強になるかもしれません」

この「目に入るたびに覚えていく」という勉強法を、だすまんさんはとてもユニークな形で行ったことがあります。

「医学生の頃、普段使う化粧ポーチの内側に化学式を貼りつけました。お化粧しようとした瞬間に化学式がバーッと頭に入ってくるみたいな。賢くなりながらきれいになっていくという、なんと素晴らしい方法でしょう(笑)」

覚えたい内容を内側に貼りつけた化粧ポーチ。

日々の努力とは必ずしも苦労を意味しません。むしろ気楽に効率よく続けられてこその努力でもあります。だすまんさんの実践は受験や資格取得など、あらゆる種類の勉強のために参考になることでしょう。

手書きのメモノートをスキャンしてデジタル勉強の素材にすることもできる

では、デジタルの素材をアナログにするのとは逆に、紙に書いたメモなどをデジタル化することもあるのでしょうか。

「デジタル勉強ではめっちゃよくありますよ。ノートをとったものをScanSnapでスキャンするとか。基本的にデジタルで勉強していると、たまに紙に書いたり、紙に書いたものを見たりすると印象に残りますよね。だから私も軽いメモをとるために、メモ帳や小さいサイズのノートを使っています。特に今勤めている病院では研修ルームを出るとWi-Fiがなくて、オペ室(手術室)の中ではiPad使用禁止ですから、メモ帳を使うことは多いですね」

「私自身は早い時期にデジタル勉強をメインにしたので、医学生時代にアナログノートをスキャンする頻度は高くありませんでしたが、これからは職場で手書きしたメモをスキャンする機会があるかもしれません。今は白衣のポケットにメモがたくさん入っている状態なので」

「途中からデジタル勉強に切り換えてScanSnapを使い始めた友達は、アナログ時代に書いたものを全部スキャンしていました。そうすると、アナログノートのスキャンPDFに手書きノートアプリのGoodNotesで追記していくなど、アナログ勉強の続きがデジタルでできるようになりますから」

また、イラストレーターとしても活動しているだすまんさんは、手描きの原画をスキャンしてデータ化し、iPadで仕上げることもあるそうです。

イラストレーターでもあるだすまんさんが描いたリアルなヘビの絵。手描きの原画(Apple Pencilが載っている)をScanSnapでスキャンし、デジタルで背景色などを仕上げます。

「これは白い画用紙に鉛筆で書いて、水彩絵具で色付けをしたものが原画です。それをScanSnapでスキャンしてからデジタルで仕上げました。絵具のにじみ具合や混じり具合はデジタルよりアナログのほうがよいので。イラストを描く人もScanSnapを使うとおもしろいと思います」

さて、研修医のだすまんさんにとって、勉強はむしろこれからが本番です。専門を決めるまでの間にもさまざまな診療科をローテーションして、膨大な知識を自分のものにする必要があります。そうした日々において、デジタル勉強は最大の武器であり続けるでしょう。だすまんさんのメソッドは学生や、働きながら資格取得のために勉強する人にもきっと役に立つはずです。ぜひ参考にして、充実した勉強ライフを送ってください。

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※ScanSnapは、株式会社PFUの日本における登録商標です。
※iPadは、Apple Inc.の登録商標です。

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