公開日 2021.12.24
PFUが主催する整理収納アドバイザー向けイベントで行われたScanSnap iX1300プレゼント企画に、みごと当選された金井 美和さん。 スキャナーを使ったデジタル整理を始めて「紙ってストレスだったんだ!」と気が付いたという金井さんに、紙の整理方法の変化、デジタル整理の始め方、これから挑戦したいことなどをお聞きしました。
「整理収納」は一般的にモノの片づけですよね。
「生前整理」はモノと心と情報をすべて整理して、後悔のない幸せなエンディングを迎えましょうというものです。
どんなお葬式をあげたいか、これから行きたい場所や欲しいものは何かなど、自分の希望を整理します。モノの整理という意味では、整理収納も生前整理の中に含まれますね。
実は、デジタル整理はそれほどやってこなかったんです。
整理収納の書類整理では、書類を分類して保管してくださいとお伝えしています。生前整理の写真整理では、残したいものを100枚、50枚、30枚と絞っていって1冊のアルバムに残してもらいます。
整理した写真がまとめられた素敵なアルバム
家でもスキャナーを使った書類整理をあまりしてこなかったんですね。紙をバインダーに分類してファイルボックスに入れ、棚にしまっていました。家計簿をつけたあとのレシートも封筒に入れて保管していましたね。
金井さんが紙の保管に使用しているファイルボックス
ScanSnap iX1300で最初にスキャンしたのはレシートなんですよ。
捨てられないから取っておいただけなので、スキャンするようになったら原紙を捨てられるようになって・・・。それからは、健康診断の結果、コスメの説明書、倉敷市の広報の気になるページだけをスキャンして、「とりあえず取っておきたいもの」をデジタル化しています。
ScanSnap iX100でもレシートは読めますが、ScanSnap iX1300のほうが速くて便利です。
ダイレクトメールもデジタル化しておくと便利ですよ。「これ、あとで注文しよう」と思ったものをスキャンして、移動中にさっと注文したり。ちょっとした空き時間に注文できるので便利です。
もう毎日!
郵便受けを開けると何かしら、いらないものが届いているでしょ。(笑)だからほぼ毎日です。
以前は、紙を保管する前に、どのバインダーに入れるかを考えていたんですけど、今はその時間が不要になって、かなり楽です。
締め切りがある提出物とか、回答期限があるアンケートですかね。
前に、アンケートをスキャンして、原紙を捨てたことがあったんです。あとで印刷して回答すればいいや、と思って。だけど、まあ回答するのを忘れちゃいますよね。(笑)
印刷するのも面倒だし、やっぱりそういうものは紙で保管した方がいいですね。
大きく変わりましたね。
感覚的にですが、取っておく紙の量が8、9割はなくなったんじゃないかな。
あと、原紙を捨てるようになって、「やっぱり紙ってストレスだったんだ」とすごく感じます。取っておくべきかと迷う時間がストレスになるんですね。
それに、ScanSnap iX1300は、検索可能なPDFで保存できるので、分類しておかなくても探せるという安心感がすごく大きいですよ。もっと早く始めていればよかったです。
OCR(文字認識)とは?紙の文書をデータ化して編集・検索を可能に
まずは「無理しないこと」ですね。捨てるかどうか迷ったら取っておく派です、私。(笑)
迷っている時間がもったいないのでね。
これからデジタル整理を始めよう、というときは、「今ある書類をどう整理するか」に悩むよりも、「これから入ってくる書類を増やさないようにしよう」って。そのくらいの楽な気持ちで始められたら良いんじゃないかと思います。
あとは毎日の生活リズムの中に組み込んじゃうこと。
私の場合は、ScanSnap iX1300をリビングに置いていて、家に帰ってきたら、郵便受けのものをとって、椅子に座る前に、中身を開く。捨てるかどうか迷ったら、スキャンしちゃう。
帰宅後、立ったままスキャンする金井さん
ふだんの生活の場所にスキャナーを置いてね、いちいちパソコンの部屋まで行かなくてもいいようにして。とにかく「(家に帰ったら)椅子に座る前に」がコツです(笑)。
違和感なく収まっていますよ。
デザインも調和しているし、奥行きも取らないからリビングに置いても気にならないんです。そこも気に入っています。
ScanSnap iX100はなんと言っても小さいのでね。持ち運びが楽なんですよね。
整理収納アドバイザーとしてお客様宅を訪問するときは、スーツケースに収納用品とScanSnap iX100を入れていくんです。電車移動が多いので。そんなときはScanSnap iX100が便利なんですよ。
だけど、おうちで使うんだったら、もう絶対ScanSnap iX1300を薦めますね。私自身もScanSnap iX1300はほとんど毎日使うようになりましたし。
今後もし書類整理をメインで頼まれたりしたら、今度からScanSnap iX1300を持って行くかなぁ。スーツケースにも入りそうだし、車移動だったら断然ScanSnap iX1300ですね。
小さめのスーツケースにも収まるScanSnap iX1300
スキャンしたその場で、タグ付けしてタイトルを変えること。
その方が検索のときに楽だってわかってるんです。それでも怠ってしまっているので、より快適に使うために習慣化したいですね。
それから「とりあえずフォルダ」を作りたいです。
スキャンしたデータって、どんどん溜まってしまいますから。タイミングがきたら削除しやすいように、長期保存しないデータを入れるフォルダを作って管理したいですね。
1つは、過去の資料。
資格を取るために受講したセミナーの資料を整理していきたいですね。たくさんありますので。
もう1つは、思い出の整理ですね。
手書きの手紙や年賀状なんかは捨てるに捨てられないし、どうしたらいいか迷っていたんです。チケットやパンフレットもスキャンして整理したいなと思います。
お客様の中には子どもの作品の整理とかで困っている方もいらっしゃって、小さめのものならスキャンして残せるかな。それもお伝えしていけたらと考えています。
これら以外にもデジタル化に向いているものがあると思うので、いろいろ試していきたいですね。
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とにかく明るく答えてくださった金井さん、これからもストレスをためない整理収納を笑顔と共に広げてください。取材のご協力、ありがとうございました。
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