ScanSnapを支える先端テクノロジー特集として、第1回目は「高速な」読み取り技術をご紹介します。
当社には、世界シェアNo.1(注1)の業務用スキャナを20年以上に渡って、開発・製造・販売してきた経験とノウハウがあります。ScanSnapは、この世界シェアNo.1スキャナで培った高速・安定読み取り技術(ADF給紙機構など)を搭載しています。
また、高速に読み取りを行うには、この高速・安定読み取り技術に加え、原稿の種類に応じて、最適な読み取りモードの選択が重要です。特に、読み取りスピードに大きな影響を与える要素として「解像度」があります。この「解像度の選択」には、画像の種類(カラー・白黒)、データ容量、スピードなど読み取り作業を考え、最適な組み合わせ結果となるように解像度を決定する必要があります。
ScanSnapでは、この煩わしい「解像度の選択」をお客様が考えて選択するのではなく、自動的に選択する「カラー/モノクロ自動判別機能」を搭載しております。常にカラーで読み取り、カラー原稿か白黒原稿を自動的に判別し、カラー・白黒双方に最適な解像度と最適なデータサイズで読み取りを行います。ScanSnapは、この自動化機能を搭載することで煩わしい「解像度の選択」を意識することなく、最適な画像を簡単に高速で読み取ります。ScanSnapのデフォルト設定で、カラー原稿・白黒原稿の区別なく「18枚/分(S510/S510Mの場合)」と「高速な」読み取りを実現しています。
(注1)出典は業務用イメージスキャナを対象とする。欧州はInfoSource(2006年度)の集計に基づき、株式会社PFUにて推計。日本・北米は株式会社インフォトレンズ(2006年度)の調査に基づき集計。
ScanSnapは、デフォルト設定で「150dpiのカラー」で読み取りを行います。 白黒原稿が読み取られた場合、自動的に判別し、150dpiからOCR処理にも使える300dpiへ解像度を変換します。 この機能により、読み取り性能を維持したまま、最適な解像度と画像の種類および最適なデータ容量の画像を読み取ります。 また、150dpiのカラー読み取りでも、品質的に問題なく、オフィス用途で十分に使えます。




ScanSnapは、お客様が必要に応じて、手作業で解像度を変更する「読み取りモード」機能をご用意しております。各モードとA4用紙の片面のみ印刷されている原稿を読み取った場合、出力される読み取り画像のファイルサイズは次の通りです。
| 読み取りモード | カラー原稿 | 白黒原稿 | 読取速度(A4縦) (S510/S510Mの場合) |
||
|---|---|---|---|---|---|
| 解像度 | 容量(注2) | 解像度 | 容量(注2) | ||
| ノーマル(デフォルト) | 150dpi | 293KB | 300dpi相当 | 54KB | 18枚/分 |
| ファイン | 200dpi | 560KB | 400dpi相当 | 130KB | 12枚/分 |
| スーパーファイン | 300dpi | 1,167KB | 600dpi相当 | 360KB | 6枚/分 |
| エクセレント | 600dpi | 5,937KB | 1,200dpi相当 | 1,934KB | 0.6枚/分 |
(注2)当社指定の原稿を読み取った場合のPDFファイルの出力結果です。読み取る原稿の内容によってPDFのファイルサイズは変わります。上記データは圧縮モードをデフォルト「3」にて読み取りを行いました。
このように単純に解像度を上げると、ファイルサイズが大きくなります。読み取り画像をメール配信やディスクに格納する際には、ご注意ください。ScanSnapのデフォルト設定(ノーマル)は「推奨モード」として、オフィスで利用する最適な画像で原稿を読み取ります。
ScanSnapは、カラー写真など幅広い原稿の読み取りに対応するため、「スーパーファイン」「エクセレント」という高解像度なモードを用意しております。4つの読み取りモードの使い方は次の通りです。
| 画像品質 | 主な使い方 |
|---|---|
| ノーマル(デフォルト) | 標準的なオフィス書類を読み取る場合にお使いください。 |
| ファイン | |
| スーパーファイン | カラー地図の中の小さい文字など、カラー原稿の中の小さな文字まで読み取りたい場合などでお使いください。 |
| エクセレント | カラー写真などで高解像度が必要な場合にお使いください。 |
【ご注意】 モードを切り替える場合、PDFファイルの容量が大きくなりますので、目的に応じて使い分けいただくことをお勧めします。
以上のように、当社は20年以上の歴史と経験から得たオフィスにある紙文書を読み取る技術とノウハウを「ScanSnap」の中に結集しております。今後も、お客様と共に進化を続け、「より簡単で」「より安心」していただける技術と製品を提供していきます。