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S500 事例 7

[下記リンク]  導入のきっかけ |  利用環境と利用法 |  導入結果とメリット 

「毎日の講義で気軽にマークシートシステムが使えたら・・・」。 そんなニーズの実現に、PFUの『ScanSnap(スキャンスナップ)』が一役買っている。 手軽なマークシート活用を実現した、ネットシステムズ『SCANET Sheet(スキャネット・シート)』の読み取りに、『ScanSnap』が使用されているのだ。
今回は、この連携のファーストユーザーである神戸大学の大川 剛直(おおかわ・たけなお)教授にお話を伺いながら、その導入メリットを明らかにしていく。

手軽なマークシート活用で、教育の現場に作業効率化を拡げるネットシステムズの『SCANET Sheet』
その効果を増進させるのが、PFUのコンパクト両面カラースキャナ『ScanSnap』
~ 貴重な時間を無駄にしない賢い方法です ~

【お名前】 大川 剛直 様(大学院自然科学研究科 教授/工学博士)

【学校名】 神戸大学

神戸の景色を一望できる六甲山麓に建つ、神戸大学。「東の一橋、西の神戸」とも称される国立大学である。同大学院自然科学研究科の大川教授は、情報工学の分野における最先端の研究と教育に取組んでいる。


導入のきっかけ

一度は諦めかけた文書の電子化を、『ScanSnap』でついに実現

学生から提出されるテストやレポート、自らの研究資料、そして業務連絡のプリントまで、膨大な書類を効率的に管理するために、大川教授は文書の電子化を目指していたという。
「早くから文書の電子化には注目していました。でも、従来のスキャナは文書の読み取りに向いていないのか、文字が綺麗に読み取れない。 高解像度に設定しても、データ容量が増えるだけで・・・。それに1枚読み取るのに何分もかかる。だから、一時期は電子保存を諦めていたのです。」

そんな時出会ったのが、『ScanSnap』だった。
「使ってみてすぐに、これはスゴイと思いました。自動紙送りで、高速に読み取ってくれる。それに、画像も綺麗で、低容量。 一気に文書の電子化が加速しました。」と大川教授が話すように、『ScanSnap』では簡単かつスピーディーに大量の文書を電子化できる。
それは、『ScanSnap』のユーザーに大学の先生が多いということにも象徴されている。
「こうして、いつでもすぐにスキャニングできる『ScanSnap』に満足していたら、ネットシステムズの岩佐さんが『SCANET Sheet』を勧めに来たのですよ。」

利用環境と利用法

使用目的(用途)

  1. 『SCANET Sheet』を使用して、講義の受講生の出欠管理。
  2. 学生から提出されたテストやレポートなどを電子化して保存。
  3. 古い文献を読み込み、電子化し、OCRをかけて研究に活用。

出欠確認で大切な講義時間・研究時間が削られてしまう・・・

「基本的には、ただ出欠を取るのが好きじゃないんですよ。」
そう話す大川教授も、学校の方針や講義の内容によっては、出欠を取ることがあるという。
「以前は、一度に200人の学生を相手に講義を行っていました。それだけの人数になると、学生の顔を確認しながら出欠をとるだけで、講義時間が大幅に削られてしまう。 出欠用紙を配っても、今度は講義が終わった後にソーティング作業が発生して、研究時間が削られる。これが、講義ごとに蓄積されて・・・かなりのタイムロスです。 それに、出欠用紙だと、友達の分を代筆する、いわゆる代返が増えるので、悩みは少なくありませんでした。」

講義前後の付加作業をマークシートで効率化

ここで、『SCANET Sheet』をご紹介しよう。
開発会社のネットシステムズ・岩佐氏の言葉を借りると、「誰にでも手軽に活用できるように、イメージスキャナで読めるようにしたマークシート、それが『SCANET Sheet』です。」
その特長は、Webで無料配布している専用ソフトウェアで、読み取りから採点・集計までしてくれること。 テストやアンケートなどを、学籍番号などの順番にソーティングし、その結果をきちんと一覧表にしてくれるのだから頼もしい。
「用紙サイズも、小さな出欠用カードから、A4サイズの本格的なテスト用まで幅広く揃えています。」と、岩佐氏は活用の多様さも示してくれた。

「大学では100人以上の学生に講義することも珍しくありません。受講生が多いことは、それだけ講義前後の作業が増えるということです。 その負担を軽減していただきたいという思いから、『SCANET Sheet』をお勧めしています。」と岩佐氏が話すように、先生の仕事は出欠確認、テストの作成、成績の整理など様々である。 その作業の多くで、『SCANET Sheet』は効率化を実現する。
「おかげさまで多くの学校で使用して頂いております。そんな中、同じように教育現場で多くの支持を集めている『ScanSnap』と連携を果たしたいと思い、大川教授にお願いしたのです。」

導入結果とメリット

出欠確認によるタイムロスを見事解消!さらに、+αのメリットも

それでは、実際に『ScanSnap』×『SCANET Sheet』を導入して、どんな効果が得られたのだろうか。
「今は、100人ほどの講義ですが、全員の顔を見て出欠を取っていたら、10分はかかる。出欠用紙を配ったとしたら、それ以上の時間がかかりますよね。 それが、配って、集めて、『ScanSnap』で読み取るだけ。『ScanSnap』はスキャンボタンをワンプッシュするだけで良いので、時間としては1分もかかりません。 貴重な時間を無駄にしない賢い方法です。私は、出欠の代わりにこれで小テストを行っているんです。」と大川教授は記述面を持つA5サイズのシートを見せてくれた。 その時、「学生に考えながら書く機会を少しでも多く与えたい」という大川教授の教育に対する情熱が感じられた。

『ScanSnap』×『SCANET Sheet』の連携のメリットは、集計の効率化だけではない。記述とマークシートの兼用時に、その真価が発揮されると岩佐氏は言う。
「『SCANET Sheet』で記述式のテストをすれば、出欠確認だけでなく、点数の記録、そして記述部分の画像化という作業を一度に行います。 大川教授に使って頂いたA5記述シートであれば、採点欄に赤ペンで得点をマークするだけで、成績表が自動的に作成できてしまいます。 さらに『ScanSnap』は答案をカラーで読み取るので、赤ペンで添削された答案をその日のうちに学生にメールで返却することもできる。ただの小テストに終わらない、学習効果の高いコミュニケーションが可能なのです。」
だが、岩佐氏はまだまだ満足していない。
「用紙の向きやサイズの自動検出・補正を『ScanSnap』は実現しています。その機能を、上手く利用できるように弊社のソフトウェアを改良し、もっと多くの方に『ScanSnap』×『SCANET Sheet』を試していただきたい。」と今後の目標を語った。


↑ScanSnapで読み取ったマークシートの集計結果画面

『ScanSnap』と共に、教育の現場で広がる文書電子化の可能性

大川教授に、学内での文書の電子化状況などを伺った。
「私に限らず大学の先生方は、大学の評価に関連するテストやレポートなど、規定された年月だけ保管義務をもつ文書を大量に扱います。 そのような"改ざんが許されない文書も電子化したい。"と思っている先生も多いはず。 スキャンボタンをワンプッシュするだけで、電子文書の信憑性を高める「タイムスタンプ」が付与できる『ScanSnap』のような機器へのニーズは、かなりあるはずです。
さらに、最近は、コピーの利用量は減少傾向にあります。
例えば、教授会などで配られる資料は、WordやExcel、PDFなどで作成され、ほとんど紙の文書は使いませんね。」文書の電子化は、着々と進んでいるようだ。

最後に大川教授は、情報化社会を支える技術としての観点から、期待を語った。
「つい先ほどの講義で、計算機の発展を通した情報化社会の変化を話してきました。計算機はパソコンに進化し、今や社会に欠かせません。 同じように、『ScanSnap』も、文書の電子化という情報化社会の一端を支える技術と言えるでしょう。 私たち大学の教員だけでなく、小学校・中学校・高校の先生にも、このシステムが広がっていけばいいなと思っています。 そして、文書の電子化が世の中に広がっていけば、私たちの社会はもっと快適になっていくでしょう。」


『SCANET Sheet』の詳細情報