事例 1 |
事例 2 |
事例 3 |
事例 4 |
事例 5 |
事例 6 |
事例 7 |
事例 8 |
事例 9 |
事例 10 |
事例 11 |
事例 12 |
事例 13 |
事例 14 |
事例 15 |
スキャナに求めたいのは、スキャンして読み込んだ画像のクオリティはもちろんのこと、やはりその読み込みスピードと作業性である。 たとえば最近、省資源の意識の高まりから、両面印刷の原稿が増えている。 また、スキャンしたデータのPDF化も一般的になってきており、いかに効率よくスキャンできるかが重要になっている。 今回は、深滝准一建築設計室の深滝准一氏に、ScanSnapシリーズ新モデル「fi-5110EOX」の魅力について聞いた。

【代表】 深滝 准一 様
【名称】 深滝准一建築設計室
【所在地】 埼玉市にオフィス、西新宿にサテライトオフィスを構える。
【業務内容】
建築設計業務のかたわら、建築に関わるパソコン関連記事の執筆や、CADスクールの講師を務め、特にIT関連分野に造詣の深い建築士として活躍している。
19インチ液晶を3台横に並べたトリプル・ディスプレイ3.20GHzのCPUや320GBのハードディスクドライブを搭載したメイン機と、その横にバックアップ用のパソコンが2台
深滝氏は、A4両面刷りの資料を扱うことが多く、その保存については、そのままファイリングして管理している。
しかし、毎年増えていく資料が膨大であるため場所をとってしまい、保管の仕方を検討していたという。
また、必要なときにすぐに資料内容を確認したいということもあり、手始めとして、資料をScanSnapで読み込み、パソコン上で管理するところから始めた。
「両面原稿50枚を一度に読み込んで、自動的にPDF化できるので、手元にある資料をまずいったんスキャンして、保存しました」と深滝氏。
その際、必要かどうかはさて置いて、とにかく読み込んで保存しておくのがポイントだという。重要度により選別していくと、意外と必要ないものまで捨てられなくなってくる。
その点スキャンしておけばパソコン上で管理できるので、その後必要なければ削除し、必要であればすぐに探し出すことができる。
ただし、問題となるのが読み込みスピードである。時間がかかると保存作業だけで日が暮れてしまう。
これをフラットベッドスキャナでやろうとするとそれだけで一仕事である。
フタを開けて用紙を置いて、フタを閉じてスキャンして、フタを開けて原稿を裏返して、フタを閉じてスキャンして、フタを開けて次の用紙を置いて・・・。この繰り返しである。
その点ScanSnapは、A4サイズの両面カラー原稿を、15枚/分、1枚あたり約4秒(ノーマルモード時)の高速処理で、50枚まで一度に連続スキャンすることができる。
また、大量の原稿をスキャンしていると、どうしても傾いた原稿や、裏表を間違えて流してしまいがちであるが、作業性の面はどうだろうか。
とにかく資料を流せば、連続スキャンして、自動的にPDFファイルを作成してくれるという手軽さなのである。
原稿のサイズはもちろんのこと、両面・片面を判別し、白紙面を自動除去する機能が搭載されているので、無駄にスキャンしてしまう心配もない。
ただし、やや曲がったままデータ化されることもまれにある。
そうした場合、深滝氏は「斜めになっているものだけを再スキャンすることもできますが、原稿量が多いと、そこだけ入れ替えるのも手間がかかります。
ですから、10枚20枚レベルのスキャンで1枚だけ斜めになっているときには、すべてまとめて最初からスキャンします」という。
これは、先に述べたようにScanSnapの高速読み込み機能があってこそのことであるのはいうまでもない。
では、スキャンされた画像の質についてはどうだろうか。
「ノーマル、ファイン、スーパーファインなど、いろいろなモードを試してみましたが、Wordで作成してプリンタ出力したような紙の文書なら、ノーマルモードで十分です。コピー機で2,3回コピーを重ねると、文字のつぶれやかすれが出ますが、ScanSnapは見えにくくなることがありません」と深滝氏。
また、最大600dpiの「エクセレントモード」もあることから、深滝氏は、試しに工事報告書で使う現場写真を読み込んでみたという。
すると、原稿読み込み用のScanSnapであるが、写真画像はクリアで、色も忠実に再現されている。
「工事報告書には写真がつきものなので、この保存や、施主への提出の際にもフレキシブルに対応でき、重宝するのでは」と深滝氏は話す。
最大読み取りサイズがA4で、外形寸法284mm(幅)
146mm(奥行き)
150mm(高さ)、質量2.7kgと非常にコンパクトなScanSnapであるが、高速処理やカラー・モノクロを自動判別するなど、その性能はハイレベルである。
ボタンをワンプッシュするだけの簡単操作で自動的にPDF化を行うことができ、ペーパーレスや通信コストの削減にもつながる。
Adobe® Acrobat® 6.0 Standard 日本語版が同梱されているため、深滝氏は、PDF化された文書を、Adobe® Acrobat®のテキストキャプチャー機能により透明テキスト化しておくことで、キーワードで検索できるようにしているという。
また名刺ファイリングOCR V1.1が同梱されているので、名刺も両面カラーで読み込み、パソコン上で管理することができる。
「Excelで文字のみを保存するのに比べて、やはり色や企業ロゴなど、目で確認できるので使い勝手がよいです」と深滝氏。もちろん、文字情報をテキストデータにして抽出すれば、住所録などの作成も可能である。
深滝氏はこうして読み込んだデータをPDF化してパソコン上で管理するほか、CD-ROMにも保存している。今後はこれらを、いかに活用するかが課題と話す。
高速処理で読み込み精度の高いScanSnapを使うことで、深滝氏の資料管理やデータ活用法も次のステージに移ったようだ。
- 「建築知識」 2004年7月号より -