事例 1 |
事例 2 |
事例 3 |
事例 4 |
事例 5 |
事例 6 |
事例 7 |
事例 8 |
事例 9 |
事例 10 |
事例 11 |
事例 12 |
事例 13 |
事例 14 |
事例 15 |
[下記リンク]
利用環境と利用法(1) |
導入結果とメリット(1)
利用環境と利用法(2) |
導入結果とメリット(2)

【お名前】 蒲倉 久美子 様
【ご紹介】
事務を担当する職員の1人である蒲倉久美子さんは、昨年まで同市の情報教育アドバイザーだった経験を活かし、校務文書の電子化に積極的に取り組んでいる。
【学校名】 三浦市立三崎小学校
【学校紹介】
三崎半島の先端・マグロの水揚げで有名な三崎漁港の程近くにある三崎市立三崎小学校は、創立132年の歴史を誇る学校。
基礎基本の定着を図るとともに、一人ひとりの個性を活かし、豊かな心を持つ児童の育成を目指した教育を推進している。
『ScanSnap』を導入してまだ一ヶ月余りだが、その使い勝手の良さには十分満足しているという。
「本校の校務処理は、主に一太郎、Word、Excelなどのソフトを活用していますが、現状はできることから徐々に電子化を始めているといったところですね。
具体的には、文科省や教育委員会からの通達文書のほとんどは紙文書で配布されてきますので、これらの書類を『ScanSnap』でPDF化してファイリングするのに利用しています。
実際に利用してみて、まず驚いたのは処理速度の速さですね。しかも書類を束のままセットでき、両面も一気に読み取ってくれるので助かります。
以前にフラットヘッドスキャナを使用して大量の書類を一枚ずつスキャンした経験があるのですが、その際の手間に比べると雲泥の差です。
これならスキャンしている間に他の作業を行えるので、時間が省けて仕事もはかどりますね」。
それ以外にも、給食費の経理書類や蔵書管理などのExcelデータの保存・整理にも活用。
「納品書のような薄い紙でも、問題なく読み取れます」と、優れた認識性に高い評価をくれた。
さらには教職員に書類を配布する上でも、そのままコピーするよりPDF化してプリンタ出力する方がコストの削減になるので、今後は一般の校務文書もフォーマットを作って共有化し利用範囲を広げていきたいという。
また、同校では個々の教職員のIT環境もワープロ専用機とPCが混在している状況だ。
そこで、一旦『ScanSnap』でPDF化してからテキストで書き出すことにより、文書の共有化を図ることにも役立っているという。
一方、場所をとらないコンパクトボディも、積極的に活用する上での重要なポイントとして挙げてくれた。
同校の職員室にはPC3台がLANでネットワーク化されており、『ScanSnap』もそこに設置されている。
「通常の事務作業はこちらで行っていますが、必要な時に自分のデスクに移動してノートPCに繋いで利用しています。
使いたい時にどんな場所でも気軽に持ち運べ、接続もUSBなので簡単ですね」。
現在、三浦市では地域の文化や歴史資料などをデジタル・アーカイブする動きが始まっている。
その一環として、同校では授業の副読本として使う郷土資料や学校で保管している古い資料を『ScanSnap』でスキャニングして保存・データ化していく予定だ。
「これまで副読本として毎年配布していたものをデータ化すれば、必要部数だけ印刷することでコストの削減にもなり、貴重な歴史を有効に活用することが可能になります。
また、本校は創立が古く過去の資料も膨大な量になります。
紙の劣化が激しいのはもちろん保管スペースの問題もありますので、電子化していく作業が必要になっていました。
今回『ScanSnap』を使用してみて、それらの作業を効率的に進められる自信がつきました」。
デジタル・アーカイブする目的は、単に保存するだけではなく電子化されたデータを再利用することで初めて活かされる。
そうした意味でPDFに読み込むことにより、ホームページに掲載することや、地域の歴史資料を教材として手軽に活用することが可能になる。
すなわち、貴重な教育資産を現在に活かしてこそ、紙文書を電子化する本当の意味が生まれてくるのだ。

【お名前】 村松 雅 様(三崎市教育委員会 教育部学校教育課 課長)
【ご紹介】
村松課長は横須賀市の教育研究所に在籍時、行政区を越えた広域ネットワークづくりに携わり、三浦市・横須賀市・葉山町をケーブルテレビの光ファィバー回線でネットワーク化した経験を持つ。
現在、三浦市のインフラ環境は他市と比較しても、決して進んでいるわけではない。しかし、それだけに与えられた予算の中で有効・効率的に電子化していくステップが大切だという。
「情報化するということは、単に学校事務を省力化するだけでなく個々の教員が蓄積している資産や教材を共有することで、教育全体に活かせるということを知って欲しい。昨年、その先駆けとして市内全校の職員室にPCとプリンタを無線LAN化しました。
さらに現在、個人のメールアドレスを発行する準備をしているところです」。
紙と電子文書の取り扱いについては、たとえば通達文書などを書類とメールで平行して送付している段階だという。
その他の校務書類も今後は共有の定型フォームを用意して、事務職員をはじめ、教員の方々に活用してもらう意向だ。
「『ScanSnap』を導入して、私や前任者が取り組んできた過去のさまざまな資料を電子化するのに利用してみました。
保存するのにどうしても場所を取ってしまう書類を手軽にすばやく電子ファイルにすることが目的です。
実際に利用した感想は、とにかく読み取りが速いのと接続・使用法が簡単でわかりやすいことが強調できます。
それと機能的には両面対応に設定しておいても片面だけの時は自動的に省いてくれるのが便利だったこと、取り込んだ画像が正確かつ鮮明なのが評価できます。
結果的には、一通り保存してから、紙で保存する必要があるもの以外の書類は破棄したので、目標どおり、参照する機会が増え、さらに棚をひとつ空けることができました」。
また、バージョンアップする毎に進化を遂げる『ScanSnap』への更なる要望としては、このスピードで読み取れるならば、本などをそのままスキャンできると良いと指摘。
「三崎小の事例も含め、もう暫く検証してから各学校に設置できるかどうかを決めたいですね」と、今後の抱負を笑顔で語ってくれた。
-「学習情報研究」 2004年11月号より-